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シーリング工事とは

ビルや住宅の外壁を見ると外壁部材(サッシ、タイル、ガラス、パネル等々)は、縦横に隙間を設けて取り付けてあります。この隙間を目地と言います。ではなぜ隙間をあけるのかというと、建築部材は気温や湿度の影響で伸縮を繰り返し、台風などの強風による風圧、地震なのどの大きな揺れで建築部材は動きます。建築部材をピッタリくっつけてしまうと部材同士がぶつかり合い壊れてしまいます。更にくっつけたままではその隙間から雨水や空気が侵入し外壁としての機能を持たなくなります。そこで設計で計算された隙間をわざと作り、その隙間をシーリング材できれいに埋めて雨風地震などから建物を守る工事です。

壁マスキングテープ
壁マスキングテープ
外壁
外壁
足場
足場

シーリング材の種類

シーリング材には、建築部材や様々な条件に合わせて使用するために研究開発された色々な種類のシーリング材があります。そして色々なカラーがあり、部材、外壁全体のバランスを見てどのシーリング材、何色するかなどを決めていきます。建築物には縦横無数に目地がありますので、意匠的(見た目)にも重要なのです。

1成分形シーリング材
1成分形シーリング材
2成分形シーリング材
2成分形シーリング材

シーリング工事の手順

目地周辺を汚さないようにマスキングテープを貼り、シーリング材が剝離しないようにプライマー(接着剤)を塗布します。やわらかいゴム状のシーリング材をガンで充填し、ヘラを使って平滑に仕上げます。数日で硬化します。一つ一つの作業に職人技が必要となります。

シール目地
シール目地
ガン打ち
ガン打ち
ヘラ上げ
ヘラ上げ

塗膜防水とは

塗膜防水とはシーリング防水が目地に対して行う線防水で塗膜防水は床などに行う面防水です。メンブレン(膜)防水の事です。面に対して防水剤を塗り重ね、硬化すると防水膜が形成され防水されます。これにも色々な種類の材料があり工法も異なります。

塗膜防水

ウレタン塗膜防水の手順

  1. 高圧洗浄
  2. プライマー塗布

  3. 鉛ドレン・脱気盤の取り付け

  4. シート貼り

  5. 端部シーリング

  6. ウレタン1層目

  7. ウレタン2層目

  8. トップコート

  9. 完成

塗膜防水の補修のタイミング

  • 変色が起きたらトップコートの塗り替え時期

  • ひび割れ・膨れなどの劣化は補修が必要

  • 部分補修も可能(状況によります)

  • 雨漏りがあるなら急いで補修することをオススメします。

まとめ

防水工事にもいろいろな種類があります。劣化すると雨漏りの原因になりますので、
しっかりと定期的にメンテナンスを行うことが大切です。
お気軽に「武州防水」までご相談ください。